2008年06月30日

出張戻り

落ち着いたので出張日記でも。

たった2泊3日の国内出張に出てただけなのに、戻ってくるなり何でこうも仕事が溜まっているのか不思議でなりません。
しかも週末からめたのに。メールやらファックスやら。
あれやらこれやら。
そして戻ったら月末だった。
伝票締めたり銀行業務やら税理士の先生からの電話に追っかけられるわで、久しぶりにあたふたしてみました。

あたふたあたふた。


さて、こんなボヤキはさて置いて。
今回は久しぶりに内容の濃い出張となりました。
いつもの食べ歩き日記込みでお付き合い下さいませ。

ちょっと長いです。

28日。
前日、久しぶりに六本木で04時まで飲んでしまった結果、8時頃に搭乗ファイナルコールで羽田空港内を走り回ってたのはワタクシです。
いやいや、無駄に飲んでいた訳でないです。
27日はミッドタウンで開催中のヒロコレッジスペシャルストアにてレセプションパーティーでした。
20080626.jpg
万年人手不足なコレッジチームなのでうちからヘルプ5名を派遣。
カメラ入ったりと予想以上に大反響でした。
お越しいただいた方々ありがとうございました。
どうぞ、ヒロコレッジをこれからも宜しくお願いします。
ついでにうちも。

で、無事に飛行機に間に合い到着。
向かった先は。
20080627(006).jpg
広島県は島根県寄りの山中です。
ケタケタ笑えるキノコ探しに来たわけでないですが、出張に来た事をふと忘れてしまうくらい天気も良く、山道に響く鶯の鳴き声がなんとも心地が良かったです。

昼過ぎに取引先の物流倉庫着。
当社の取引スタイルの一つに、ワタクシが各取引先の倉庫へ直接伺い、物量や在庫状況を把握させていただくケースが多々あります。
これは先方の倉庫在庫状況を把握する事により、これはこうしたらよい、ああしたらよい、などと提案させていただくのに一番手っ取り早いからです。
逆に先方からもこれをどうにかならないか?とか、そんなやりとりをします。
毎回荷物を送って送られし合ってると時間も費用もかかりますから。

特に海外から重さで仕入れをするベール仕入れを長年してきた会社では、サイズやコンディションの問題でそのままでは店頭に出せず、不良在庫としてストックされ続け、一部廃棄にまわされる商品が沢山あります。
20080627(008).jpg
例えばこんな状況。※許可もらって一部撮影。
これは全て廃棄されるアメリカ古着です。
具体的にはこれはアメリカ国内で回収された古着を、現地でラグ屋と呼ばれる古着業者から日本マーケット用に仕分けされた物だけを仕入れして日本に輸入した物から出た廃棄古着です。

廃棄の理由の大半は、先に書いたように、サイズの問題、破れや汚れがあるいわゆる不良B品、それと単純に「ファッション」として売れないデザインなどなどです。

古着を仕入れてまたこの日本で捨てられる訳です。
ここキーワードです。覚えておいて下さい。

そしてこの廃棄古着は更にボロ屋業者に渡り、東南アジア、中近東、アフリカなどの後進国に実需品として輸出されたり、製紙原料、製糸原料、またはウエス(ぼろ布)と一部リサイクルされます。
最終的にどうにもならない物はゴミとして燃やされ埋められ処分されます。
因みに、このウエス(ぼろ布)とは主に工業用ウエスとして機械などを扱う工場などの油拭き取り用雑巾になります。
これになるまでにはボタンやファスナーなど付属を全部取り外してから手頃な大きさにカットされ、更に吸収性を考え素材別に分けられたりと、現在では専門業者がこの作業を担っています。

この一連の流れは新品衣料でも全く同じです。
その量は我々古着業者が出す「更なる古着」の量など非になりません。

「ファッション」とか縛りをなくした、「衣料」全体の国内で不要回収される古着の量は年間150万dとも言われております。
150万dは1,500,000,000sだから、牛乳パック15億本です。
・・・。
国の回収業者に向けた統計でこの数値ですから、家庭でいらなくなってタンスで寝ている服の量は間違いなく数倍、いや数十倍以上でしょう。
この家庭からでる古着をワタクシは「純国産古着」と呼んでいます。
純国産古着とは国内生産ではなく、海外生産された物でも日本で売って買って日本で捨てられるから、国内で発生した古着なのです。
なので「純国産古着」と言っています。
特にこだわりはないです。ただそう呼んでいるだけです。

実際、アメリカ古着でも南米や東南アジアなどの海外で生産された古着が多くあります。
それを日本に輸入すれば、それは全て「アメリカ古着」と呼ばれます。ヨーロッパだったら単純に「ヨーロッパ古着」です。

最近の日本では、ファッション分野で爆発的に「トレンド」となった服は大量消費され、トレンドから外れると「要らない服」もしくは「着れない服」になります。ファッション業界で仕事をしている人手であればその量が膨大である事は言わずとて予測できると思います。

古着業界で仕事をしている人で古着の歴史を知っている人であれば、
この現象は考えれば考えるほど異常なことは分かります。

単純に、日本は格差社会になりつつもまだまだ大半が中産階級なのに、こんなに捨てられる古着が出る社会そのものが異常なのです。
「古着」の歴史そのものをご存知ない方もいらっしゃると思うので、この件に関してはまた次回ご説明します。

今回ワタクシがお伝えしたいのは、我々欧米古着を扱うファッション古着業界が、そのファッションの為に国内に輸入した欧米古着から更に古着を出すような業界になっては、その業界事態の存在価値ていったいなんなんのかと言う事です。

初めはワタクシもファッションの視点から5年前このリメイクを専門にする会社を興し、そして初めて間もない段階でこの問題をずっと考えるようになり、結果として1年半前にリメイク専門の自社工場を作りました。


・・・

あ、ちょっとごめんなさい。
今回の出張日記では到底書ききれない内容を書き始めてます。
この件に関してはじっくり書きたいので、また次回にさせて下さい。
すみません。



えっと、どこからだっけなぁ。
あ、はい。
先方との商談も終わり倉庫を後にして向かった先はレンタカーの乗り捨て返却予定地の福山市というところ。
途中、運転している石川栄37歳の一言。
「電車嫌いっ。このまま車で行きたいっ」
で、結局次の目的地である岡山県の倉敷までドライブ。

夕方到着、いつもお世話になっているデニム加工会社H社でとある人と待ち合わせ。
待つ事数分、合流したのはこのブログでもたまに登場TOGAの古田さん。何故、岡山で待ち合わせしたかというと。
20080627(012).jpg
飲む為です。
はい。本当にそれだけの為です。笑
デニム工場さんも一緒に、先方行きつけの児島にある居酒屋「とも」。
20080627(011).jpg
瀬戸内のお魚は旨いっ。この小さいカレイの煮付け最高。最後に煮汁になんとソーメンを付けて〆ます。
その後、皆でホテルの部屋で飲み直して、工場さん達は帰宅。
栄さんと古田さんと3人で外で更に飲み続ける。
瀬戸内児島ホテルという山の上にあるホテルで目の前は瀬戸大橋、そして香川県の夜景がとってもきれいで、ちょっと思い出に残る光景となりました。

居酒屋「とも」
岡山県倉敷市児島元浜町153-1
086-474-0252

翌日29日

大阪に向かう前に岡山駅に寄り道。
昨晩の飲みメンバーにも参加して下さった、地元ここ岡山で自然食小売、雑貨販売などを手掛けるTheMARKETの山本社長に再会し、カフェ業態の1つで自慢のランチをご馳走になった。
一度あったら忘れられない容姿と独特な雰囲気をもつ山本さん。
岡山県瀬戸内市の邑久町というところの忘れられた谷を開墾し、無農薬の野菜を育てる農業生産法人WACCAFARMまで手がけられてる。
その農園の広さは3町という単位らしい。
とにかくやっている事のスケールがでかいっ。
色々な刺激を受けられる人の一人です。

さて。
今回の記事めちゃめちゃ長くなっておりますが、このまま続けます。
お付き合い下さい。

その後大阪に移動し一旦二人と別れ、向かった先はここでも取引先の古着倉庫。
間違いなく古着小売会社としては国内最大であろう倉庫には、うちで3年かけても潰しきれない量のリメイクが必要な在庫がありました。
ある意味うち安泰。なんて冗談言いながらも、あ〜しましょう、こ〜しましょうなんて倉庫の責任者の方と商談。
この取引先とももう長いお取引させていただいております。
中途半端な取り組みで裁ける量や内容ではないので、先方の在庫を減らす為にも頑張りますっ。

その後は心斎橋に移動。
南堀江にある古田さんのTOGA大阪店にて皆と合流。
お楽しみの大阪の晩飯は。
20080628(003).jpg
タコの踊り食いです。
口の中で吸盤が吸い付きぐねぐね。
あ〜美味しい。
20080628(004).jpg
座敷でゆったり。

韓国料理 「福一」
大阪市生野区桃谷5-8-3
06-6712-0229

この次は近くにあったカラオケスナックで二次会。
ママから歌え!歌え!って、誰も歌わない何しに来たんだと若干嫌な顔されるおもいっきり一見なうちら。
「焼きそば下さい!」

「セットがありますから、セットが」って。
チョコと魚肉ソーセージとスナック、そしてサウザンドレッシングがかかったサラダのおつまみセット以外に何も注文聞いてもらえなかった。
全然食べたくないんですけど。。。

いい時間になったところでオムニ寮に帰りビール1缶で最後。
あ〜あ、よく飲むなうちら。


あの、そろそろ記事終わりにしたいんだけど、途中で止められないんですけど。。。

29日日曜日。

二日酔いの皆とお疲れ様し、向かった先は最終目的地は京都。

ん〜、そろそろ記事読むのに飽きられる頃かな。
ここでも同じように仕事しました。

帰り際、中学生の修学旅行以来の清水寺とか寄ってみる。
20080629(002).jpg
この晩に東京に戻りました。

はい。以上!

いつもとは違った感じでなんだか濃い内容の出張となりました。
取引先倉庫に年に数回訪れますが、伺うたびに色々考えさせられます。
営業として仕事をもらいに行くといったただ単純な事だけではなく、この古着業界が直面している現状。
昔から山積している問題点やこれから起り得る問題点。
逆に前向きに発展できる可能性。

ワタクシの中である程度その答えは出ていますが、それを全てこの場でお伝えする事はできません。
経営者として事業を営む立場であれば当たり前ですね。

そしたら皆出来ちゃうじゃん!なんて事になったらうちの仕事なくなってしまうわ、って我社のbQにどやされます。笑

ま、その辺の話はさて置いて。
これがワタクシの仕事の一部です。

ここからさっきの続きを書きたいところですが、ちょっと記事長すぎてますね。
もう、今回はおなか一杯だと思います。

それに「エコ」に通ずる話なので、次回しっかり書かせていただきます。
次の機会に聞いて下さい。
ワタクシの考える事を。

では、ここまでお付き合いいただきありがとうございます。

それではまた。
【社長日記の最新記事】
posted by 恵比寿のリメイク屋 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 社長日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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